6月22日夜中までサッカーの試合をみてその後友達と朝まで電話で話して
なんとなく寂しい気持ちのまま朝寝にはいった。今日は休みだった。
彼女から電話がかかってきたのは寝始めてからわずか2時間くらい
軽い頭痛と喉が痛かった。風邪かなぁ。
睡眠不足もたたって意識は朦朧としていた。
「もしもし、寝てた?」
「ん。寝てた。どうしたん?」
「えへへ。いま、深夜勤務終わって帰るとこなんや。」
「そっかぁ、大変やったなぁお疲れさん。」
「いま、寝てるだろうなって思って嫌がらせの電話したの。」
「あっそ。」
きっと、彼女は俺に会いたかったんだろうな。なんとなく分かってはいた、けどとてもじゃないけど今は会える体調じゃなかった。
風邪はなんとかなっても睡魔は思考回路をシャットダウンしようとしてた。
「ごめんな。起こして、ゆっくり休んでね。」
「ん。また起きたら電話するから、君もちゃんと休んどきな。」
「うん、わかった。」
そして、意識は遠のき、目が覚めると昼の3時を回っていた。
「もしもし、おはよう。寝てた声やな。」
「うん、朝の仕返しやな。」
「もちろん。きっちり返したで。ちょっとしたら、家に行くから。」
「うん・・・・え?無理!待って、すごい散らかってるし、髪も爆発してるし、化粧もしてへん。」
「化粧はべつにいいって。髪ぐらいはとかしといてよ。それとも、やめとこうか?」
「ううん、ダッシュで片付けるから、少し時間頂戴。」
「分かった、良かったら連絡して。」
実は寝起きで準備してないのは俺も一緒で、化粧なんかの時間が無いとはいえ、それなりに仕度に時間をかける。
しばらくしてから、あと30分くらいで行くことを告げて行きすがら買い物を済ませる。
近くの酒屋でおいしそうなドイツワインと俺が持ってるのとおそろいのソムリエナイフを買った。
外は雨で、この地方独特のじめじめ感が街全体を覆っていた。
傘を片手にワインをさげて向かう彼女の家が心なしかいつもより遠く感じた。
ドアを開けた彼女はパジャマ姿で、きっちり化粧もしていた。
なんだかんだで、意識してくれてるのは嬉しいもんだ。
パジャマ姿もきっちり男心をくすぐっているしね。(あほです。)
テレビを観だすと買ってきた俺のお気に入り発泡酒「円熟」をあけた。
まだ夕方にもなってないけど早い時間に飲みだすのも楽しみのうち!
そこ!おっさんって言わない!
二人でビールを飲んでてふと気がついた。
それは、二人の距離。
彼女は今まで、一定の距離をとっていた。
テーブルの対極に座って、自分から隣に来ることはなかった。
まえ、聞いたときは「そら君に襲われないように」って言われたっけ。
きっと、俺が望む以上に迫ってくるのを恐れてたんだと思う。
それも、
この前のことがあって、必要以上に迫ってこないことがわかって、安心して甘え出したのかもしれない。
相変わらずな会話をしつつも髪をなでてあげると彼女は体をあずけてきた。
ワインも空けると彼女は眠りだしてしまった。
もはやパターンになってしまった「お姫様だっこ」
彼女はこれが好きで、わざとやってる。
しかし、軽い女性とはいえ米俵よりも重いのも現実。
酔った足腰には若干辛かったりもする。でもやりましょう。君が望むのなら。
もし、貴女が男性にお姫様だっこしてもらうときはしっかり首にしがみつきましょう。あれで男はだいぶ助かる。参考までに!
・・・彼女にもいつか教えなきゃなぁ。
そのまま、二人抱き合って、キスをする。
いったい僕らはどんな関係なんだろう。
友達以上恋人未満?そんな次元はとっくに過ぎてしまっている。
けど、恋人というわけでもない。
あえていうなら、恋人代行だろうか。
限りなく好きに近い人と寂しさを埋めあう。
そんなお互いの微妙な感情が綱渡りのようにバランスをとっている状態。
こんなバランスは長くは続かないだろう。
その結末は破滅?幸福?
・・・わからない。
彼女と僕は、今も細いロープの上でキスを交わしている
微妙なバランス関係(?)かもしれないけど、着実に
動きつつあるのかな〜って思いました。
どんな関係、と無理に位置づけてしまうより
会いたいから会ってる、話したいから電話してる・・。
それだけでもいいんじゃないかな。
今は今かなって思うから。あんまり悩みすぎずにね^^